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阿部担3年生が「滝沢歌舞伎2017」を観劇してきた話(ネタバレ含)

はてブロっぽいタイトル!

 

さて、タイトルの通り。

本日(って書いていたけど観劇当日書ききれなかったので更新の前日のことです)「滝沢歌舞伎2017」観劇して参りました。

 

基本的にレポは書かないつもりだったが、あまりにも胸がいっぱいすぎて感想を述べずにいられなくなってしまった。

帰り道に興奮状態で書いているため、支離滅裂だとは思うがご勘弁いただきたい。

 

 

まず、最初に出てくる感想としては「今年が一番好きかも!!」ということだった。

まあ12年の歴史のうち4年分くらいしか見てないんで偉そうなことは言えないんすけどぉ………(小声)

今までは割と「ここは今年が良かったけど、あっちは去年の方が好きだったなぁ」のような感想になることが多かった。

でも今回は何とも言えぬ満足感。心が満たされている。私の心の中の「Snow Man」のお部屋が幸せなお花でいっぱいになっているかのような、ふわふわした気持ちだ。

 

良くも悪くも、昨年までと変わらない部分もある。

オープニングの「春の踊り〜いにしえ」、続く「MAYBE」もそうだし、毎年恒例「MASK DANCE」や「腹筋太鼓」などなど、細かいところは変わっているかもしれないけど曲・衣裳・振付など基本ほぼ同じ。

でも、それでいい。いや、それがいいのだと思う。

長くやっている舞台だからこそ「そうそう、滝沢歌舞伎と言えばこれだよね!」という思い入れも生まれ、それらの演目を見て「春だなぁ」とほんのり実感するのだ。

私は普段泣く泣く詐欺で、「うわぁ泣きそう」と言って本当に泣いたことはあまりないタイプなのだが、今日は「いにしえ」を踊る阿部くんを見ながら涙が出た。昨年と同じ曲を同じ衣裳で踊っているけど、昨年よりはぐっと成長して、かっこよくなって…その姿を今年もこの演舞場で見守れることは何とも幸せだなぁと。1秒も見逃さずに目に焼き付けようとしていたのに、視界が揺れて困った。

MASK DANCEは衣裳と立ち位置が同じ(阿部くんは青)のおかげで、顔の8割が仮面で隠れていてもすぐ見つけられるし、腹筋太鼓は「ハッ!」「ソイヤッ!」のタイミングや太鼓のリズムも覚えてきて、いざとなったら私も参加して叩けるのでは?というレベルである。私はお腹ぽよぽよだけど。

 

定番の演目でホッとさせられるだけでは飽きてしまうが、もちろん目新しい演目も多々ある。というか新しかったり進化した演目の方が当然多い。

ケンタッキーの新曲「蒼き日々」も良かったなぁ。しっとり始まってガンガン系になる曲は好きだ。「蒼き」とタイトルに入っているけど、すのの衣裳が赤ジャケットなのもまたいい。

「バラのように鮮やかに」みたいな歌詞で手で花を作るような振付がすごく綺麗だった。

すのの新曲「Boogie Woogie Baby」でも涙が出てしまった。滝様が100曲以上のデモテープから選んでアレンジまでしてくれて、健ちゃんさんが衣裳スタイリングしてくれて、五関様が振付してくれて…在り来たりな表現にはなってしまうが、本当にこの子たちは愛されている、恵まれているんだなぁと考えたら涙が出た。

ぐっときた歌詞があるんだけど…大サビの…一回しか聞いてないからうろ覚え…(よそ様のレポ垢検索)…「綺麗事だけじゃ語れない僕らの世界だけど 今日も夢見てた明日を追いかけよう」ってところでブワァァァっと………

曲調はV6っぽい印象。そしてすのが好きそうな前向きで夢のある歌詞。クリエのOPはこれかな?

ベロア生地は確かに季節外れかもしれないけど、黄色というかイエローゴールドのスーツはみんなよく似合ってた!!ちょっと攻めてるテイストで、絶対他グループと被ることがないだろうし、少年などでも目立つことだろう。

歌舞伎の演目も去年より良かったように感じる。去年は歌舞伎シーンが少ないというか薄いというか…「あれ?これだけ?」と正直思っていたが、今年はボリュームが増していたように思える。

今年から追加の傾き踊り、藤の花をつけて踊るところの阿部くんの、それはまあ美しいことよ…!少しメイクしたのか、アイラインが濃かった気がしたのは気のせいか。雰囲気としては2年前の「秋の舞」に似ている、優しくおっとりとしたダンス。こういうときの阿部くんのたたえる微笑みは天使か、はたまた聖母かと思わされるレベルである。男だけどね。

五右衛門はやはり「滝沢歌舞伎に来た!」という感じだなぁ。「五右衛門!うご〜〜くな〜〜!」「何をぅ〜〜!」みたいなの1人で家でよくやってるくらいには好き(笑)

今年は阿部くんと渡辺くんで梯子のパフォーマンス!渡辺が梯子の上でひっくり返る役で、大役をもらったなという印象。これが前に雑誌で言っていた「見せ場」だろう。阿部くんは梯子の下部にいるのだが、その後ろ姿………お尻ちっちゃ……片手で掴めそう…!自分のヒップラインを思い出して少々病んだことは内緒だよシーッ♪(´ε` )

岩本、宮舘の刀投げも安心して見ていられるパフォーマンスだった。また早く劇場入りして2人で練習しているのだろうかと考えると微笑ましい。

いわだてといえば、次の女形のシーンで滝様の着替えを手伝うために袴姿で出てくるのだが、その堂々として勇ましい姿!お着替えを手伝う黒子的な役割なのに、2人ともカッコ良すぎて目立っていて反則だと思う。だが、あれはどう見ても「with B」だった。是非バッと着物を脱いで「35億!」ってやってほしい。

その後の蛇退治では、お着替えを手伝ったwith B以外の4人にセリフがある。阿部くんの声はあまり通らないなぁ…でもこれはもう声質の問題だからしょうがないんだろうな。

実は阿部くんばかり双眼鏡でロックオンしていたためストーリーなどあまり見ていません……反省…次はちゃんと観よう…

そしてクライマックス、血を彷彿させる真っ赤な紙吹雪がどさっと降ってくる。あまりの勢いに一度そっと目を閉じる阿部くん…なんて麗しいんだ…好き……と胸をトゥンクさせながら見ていたら、阿部くんの鼻の下に1枚の紙吹雪がペタッと……

「ブフォwww」と吹き出したのは幸い隣にいた友人に聞こえていなかったようだが、見事にチャーリー・チャップリンのチョビ髭のようになっていた。

もちろん本人も気づいたので、振付の合間の一瞬にサッと拭っていつものかっこいい阿部くんフェイスになっていたし、レポもあまり出ていないので私の見間違えかとも思うほど一瞬だったがが多分チャップリンになっていた。

本当になんかそういうところ……「持ってる」なぁ(笑)

 

2幕の鼠小僧は、こう言ってはいけないかもしれないけど、元々の期待値があまり高くなかったことは否めない。

阿部くんの役は「菊三」という名前こそついているものの、「町人A」くらいのポジションだったからだ。もちろん本人は一生懸命だし、可愛い。でも、ふっかやさっくんインパクト大の美味しい役をもらっているのに比べると、「その他大勢」のように感じてしまっていたのだ。

昨年から変わった配役は、岩本が嫌われ者の九郎次の親分からストーリーテラーと講談に、渡辺が阿部くんと同じく「町人A」的ポジの三之助から犬のナベ郎になったところだ。昨年の町人仲間・渡辺翔太の犬役への大出世により、「うわぁぁぁぁ阿部くんだけがチョイ役かよ!!」(失礼)と置いていかれたようにすら思えた。

ところが、この配役変更が良かったのだ。阿部くん演じる菊三は他の町人仲間を引き連れ、団子屋の常連客の中でも年長のリーダー格のような存在になっていた。昨年は渡辺と台詞も折半していたように見えたが、渡辺がナベ郎になったことにより、説明的な台詞など全て菊三のものとなったので台詞量は増え、去年は「軽いファン」程度だったおまるちゃんへの一生懸命な片想いの様子も、更に愛が深まっているように感じた。※個人の感想です

もちろん全体的に見た「おいしさ」で言えば、おまるちゃんやナベ郎の方が上なのかもしれないが、今年の菊三は「その他大勢」ではなくなっていた。そこがとても良かったし、嬉しかった。

それにしてもナベ郎…可愛かったな…去年ヒロミが演じたプードルの遠吠えが上手かったので渡辺はどんなものかと思ったら…アンパンマンのチーズみたいな「アン!アン!」「アオーーーーン!」という可愛い声で鳴くのだ。可愛い。バカ殿の金ちゃんのシーンのあとは「アホーーーーン!」って鳴いていたのもまた良い(笑)

次郎吉さんに呼ばれて飛びついて、ぐるぐる振り回されたり、講談のひかるの周りを二足歩行に人間言葉でうろついてみたり、徳俵の親分(宮舘)に殴られて伸びてしまったかと思えば菊さんに心臓マッサージされていたり…ちなみに蘇生して菊三に起こされたあと、頭を優しくポンポンされていた。ポンポンというよりトントントントンという感じだったが。

おまるちゃんは去年よりメイクが薄かった気がするが気のせいだろうか…?またつけまとかつけて目とヵめちぁ盛った方がいいょ!わら

6歳の時親に捨てられて8歳下の妹と生きてきた(菊三「計算合わなくない!?」)おまるちゃんは、江戸1番の美女であるにも関わらず、すっかり美魔女と呼ばれる年齢になってしまった。頬にはほうれい線という名の山手線ができてしまった…「あなたは中央線、あなたは総武線ね」

でも、屋根の上で鼠小僧に語りかけるシーンは、昨年のおふざけをバッサリとカットして短めに。「どうか、ご無事で…!」と祈るシーンは可愛らしい女の子に見えてくるんだから不思議なものだ。

とはいえ笑いをかっさらうことも忘れない。大捕物のシーンで突如現れたかと思えば、「女と男のLoveと書いて、これを革命と読みます」と例の台詞を言い始め、そこの台詞だけで終わるのかと思いきや「そして…革命時代!」から本格的に「愛・革命」のイントロが流れてくる場面では今日一番に笑ってしまった。新春おまる革命2017。

出演時間は短いながらもインパクトを残すバカ殿・大蔵金之助を演じたさっくんも「さすが…」としか言えないコメディアンっぷり。

台詞や流れが去年と98%くらい一緒でほぼ変更なしだったところが少々残念。鼠小僧に「去年から何も成長してねぇな!」と言われるところと、「この世に生まれて23年…いや一年経ったから24年」くらいしか変わっていない。っていうかそもそも去年「22年」って言ってなかった!?みたいな(笑)

「さようなら〜父上〜!お元気で〜母上〜〜!」とか「この壺も持って行ってよ!」→ガシャーンの流れは、次こう来ると分かっていてもやはり笑ってしまった。

宮ちゃんが昨年から演じる同心の徳俵進之介は、昨年から怒り度がパワーアップ。常にドスの効いた声で、言葉に濁点がついている。「お゛ま゛る゛ぅぅぅ!!酒゛持゛って゛来゛い゛!!」

去年は嫌われ者を一手に引き受けてくれていた九郎次の親分がいないためか、キレキャラを6割くらい引き受けている。残りのキレキャラ度4割は旅烏の室くんである。キレてる場面は少ないがお団子屋を荒らしまくるインパクト強め。

今年は仙吉さん(三宅)が鼠小僧=生き別れた弟の次郎吉ではないかと薄々気付き始めているような設定もあることから、徳俵の親分の鼠小僧に対する怒りと憎しみ度が増しているように見えた。仙吉さんが鼠小僧を本気では憎んでいない分、その正体を知らない徳俵の親分が躍起になっているような感じ。

宮ちゃんといえば、最初に鼠とドンパチする場面でのお囃子!!このシーンの間だけは宮舘涼太に全ての女が恋をするという噂の(?)お囃子を、今年も担当している。あの着物、真っ白かと思ったら薄いピンクか紫の色がついて…………ますよね………??真剣な顔でドンドンドンと太鼓を叩く宮ちゃんにトゥンクする。でも、気付いたら口が半開きになっているところもまた可愛い。

 そして、スーツ姿でストーリーテラー、着物姿で講談を担当した岩本さん。控えめに言って超かっこいいんですが…控えめに言わなかったら…うーん、世界遺産レベルでかっこいい…※語彙力

「二幕岩本の出番少なすぎ!」と聞いていたので、どんなものかと思っていたが、物語に参加するのではなく、それを外から見て語る役割なので、確かに出演時間で言ったら昨年の九郎次の親分よりも少ないかもしれないし、他のキャラクターとの絡みを求める人にとっては物足りないのかもしれない。

前日一足先に観劇していた友人に「岩本の講談どうだった?」と聞いたところ、「笑点の司会者の席みたいなところで喋ってるよ」と言われ、何じゃそりゃ?と思っていたが、確かに小さな文机の前に座り、緑の着物を着て喋っている。こ、これは…!歌丸師匠意識か…!※違います

ただ、この役というかポジションは、他の演者誰にも務まらなかったのではないかと思う。岩本のためのポジション。声が通るからとか演技が上手いから、ということもあるが、オーラや佇まいというか、話に説得力があるように見え、引き込まれていくのだ。さすがSnow Man不動のエースである。

 

(うわぁここまでめっちゃ長ぇ…)

 

エンディングの演者紹介、「WITH LOVE」そして「LOVE」の流れも、分かっている、分かっているんだけど泣いてしまうのは何故だろう。

演者紹介で一人一人名前が呼ばれ、最後に岩本が呼ばれたあと「Snow Man」と紹介されると、岩本がバッと右手を挙げ、それを合図に6人がお辞儀をする。分かってる、毎年同じことだ、でも「あああすのーまん…」と涙が出てしまう。

「WITH LOVE」は、今年から滝様が撮った個人写真ではなく、稽古中のオフショットが背景に流れるようになった。見た感じ阿部くんはあんまりいない…?なべふかの自撮りがあったので何ともリアルで興奮した。噂の「サンシャイン深澤」も見つけることができた。集合写真の左上の真ん中の方にいるのがそうだと思う…

昨年から少し登場するタイミングが遅くなり、最後の大サビに入るところからの登場になるが、やはりこの手話を使った振付を優しい笑顔で踊る阿部くんの姿は本当に好きだ。白いスーツがよく似合う。歌詞の意味、振付の意味をしっかり汲み取った上で踊っているように見える。今年もこれを演舞場で見られるなんて、生きててよかったなとすら思わされるのだ。

 ケンタッキー曲の「LOVE」も、今年はDVDでさんざん曲を聴き、振付も覚えた上で観ることができたので、去年よりしみじみと曲の良さを感じることができた。

「WITH LOVE」でしっとりと終わるのも良かったが、「LOVE」が入ることで演者も客も「微笑み」ではなく「笑顔」で終わることができるようになったと思う。この空気感が幸せすぎて、また涙が出てきた…トータル何度泣いたか分からないほどだ。もちろん「笑いあり、涙なし」がテーマの舞台であるので、悲しみの涙ではなく「泣き笑い」及び「感涙」だったことはお伝えしておきたい。

 

 

先日発売された雑誌の中で、誰だったか「デビューしても滝沢歌舞伎に出たい」という発言をしており、それを読んだとき申し訳ないが「ハァ?」と思っていた。ごめんよ。誰だったかな、ふっかだったかな。

デビューして、「滝沢歌舞伎」を円満に卒業していくのが“正解”なはずなのに、いったいお前たちはいつまで先輩の後ろにいるつもりなんだ?と。

だが、こうやって今年も滝沢歌舞伎で活躍している姿を見てしまうと、その言動をひっくり返して「一生出てぇ~~~(´;ω;`)」と言いたくなってしまう。

阿部担3年生(3年目)の私ですら、滝沢歌舞伎にかなりの思い入れがあるのだから、長年応援しているすの担の皆様や、きっとSnow Man本人たちも強い想いを持っているんだろう。怒ってごめんね☆テヘ

卒業しないでほしいと思うのも正しくはないかもしれないけれど、いつか本当にデビューしちゃったりして歌舞伎ではなくて横アリなんかで春を迎えることになったら、不思議な気分になるんだろうなぁ。Snow Man出ていなくても、この期間に新橋演舞場に一度は向かってしまいそう。

もし一度卒業することになったとしても、北山や薮のようなゲストポジションで凱旋してくれたらいいなぁ。そのくらい、ずっと出ていてほしいと思わされる舞台です。

 

と、いうわけで。

素晴らしい舞台とともに、私にとって素敵な春の幕開けとなりましたとさ。

次は5月3日、結成日に観に行くぞー!!