読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

「滝沢歌舞伎」ロス注意報、発令中

突然ですが、お天気です!

昨夜より「滝沢歌舞伎ロス注意報」が全国へ発令されています。

無気力、睡眠障害、食欲減退などの可能性がありますので、皆さんただちにシアタークリエ方面へ避難してください。

 

…嗚呼、私の「滝沢歌舞伎」が終わってしまった…

でも舞台自体は続いているから毎日レポが流れてくるというのもなかなか苦痛である。

昨年の千秋楽にて、阿部くんから滝沢歌舞伎ロス注意報が発令されていたが、今年は阿部くんに注意報が発令される前にロスに陥ってしまっているので、もうどうしようもない状態である。

 

本当に歌舞伎シーズンになってから歌舞伎の話で申し訳ないなっていうくらい話題がこればっかりで、いかに私が滝沢歌舞伎が好きなのかは伝わっていることと思う。

ネタバレ含む感想は一応すでに書かせていただいているのだが、感想追記というか個人的な総括を書いていきたい。

 

erysnm.hatenablog.com

 

MAYBEが素晴らしい話

健くんの「MAYBE」、まあ去年と全く同じではあるんだけど、何度観ても至高である。

健くんがセンターで佐久間・林が脇を固める「ちっちゃいものクラブ」なのだが、この3人のまとまりがすごく良い。この選抜のセンスには昨年から脱帽である。

去年のサマステで岩本と森田美勇人が2人で歌っていたのもすごく良かったけれど、健ちゃんさんのバックダンサーとなると、背が高くてダイナミックな動きをするメンバーよりも、小柄で繊細な踊り方をするメンバーの方が正解なのだろう。何度でも言いますがいわみゅのMAYBEもかなり好きです。

出だしの「MAYBE もう二度と恋はできないなんて」のところで、ハートを作りながら首を振る振付があり、手話が得意な健ちゃんさんなので、おそらくこれが「恋は」「できない」という手話の動きなのかと思うが、何とも可愛らしいポーズでとても好きだ。

サビあたりから登場する佐久間のしなやかな動きは本当に目を引くものであり、どうしても毎回さっくんばかり見てしまう。「I just wanna fallin' love again」の「again」で右手を左手のひらに突き刺すような振付が好きで、何ともいえぬ物憂げな表情がセクシーすぎてそこばかり見てしまう。普段は「健くん健くん健くん!!」と子犬のように走り回るさっくんだが、ステージに立つと一気に雰囲気が変わってしまうところが彼の魅力だなと感じさせられる。

対になる林くんは、普段あまりダンスをじっくり見させていただく機会はないのだが、MAYBEでの林くんは力強く男らしい。可愛い顔をしながら意外とオスの面を押し出してくるような印象である。上記の「i just wanna fallin' love~」のあたりで抱き寄せるような動きがあるのだが、そこがさっくんはふわっと抱き寄せているのに対し、林くんはグイッとわりと強く抱き寄せている。「俺だって男ですよ」って言って欲しい(林くんの方が年上だけど)

ちっちゃいものクラブによる、コンパクトだけどしなやかで美しいダンス…開始5分程でこの世界観は「ずるい」としか言えないものである。

 

こどもつかいと雪女

皆さん的には、今年の「こどもつかい」と昨年の「雪女」、どちらの方が怖かったですか?

私としては、圧倒的に今年の方が怖くて、林くんにはたいへん申し訳ないが目を逸らしてしまう場面が正直多かった。個人的にお化けのような超常現象よりも、虐待とかそういったリアルなテーマの方が怖く感じてしまうからかもしれない。「去年より怖くなかった」「映画の宣伝」という初日レポを見ていたので油断していたら、ウワァァァとなったので、まだの方は「しかと見届けるがいいいいい!!!」

林くんの一人芝居的には去年の方が上手さが伝わった気がする…といっても今年そんなわけで目をそらしたり聞かないようにしていたりするので大したことは言えませんが…去年は美濃吉と雪女と語り手の3役をこなしていたことになるが、今年はストーリーテラーとしての語りがほとんどで、別にこどもつかい役や操られた子供のセリフを言ったりするわけではなかったようである。

でも怯えたような声とか、低く感情を殺したような声とか、いろいろな声色を使い分けるのはすごく上手だなぁ。一度林くんには「ももたろう」とかも音読してほしい、それはそれで上手そうだから(笑)

 

好きです、腹筋太鼓

「滝沢歌舞伎で一番好きな演目は?」と聞かれたら、迷わずに「腹筋太鼓」と答えるだろう。実は腹筋太鼓だけで1記事書こうとしていたほどだ。

 

私も、すの担になって日が浅い頃、「滝沢歌舞伎2014」のDVDで初めて腹筋太鼓を観た時は「地味…!」と思った。リピる際には容赦なく飛ばした。

年数が経って掴めてきたが、滝様は意外と「男臭い」のがお好みでいらっしゃるようで、腹筋太鼓も上裸のハンサムガイズが汗だくで顔をしかめながら太鼓を叩くという非常に汗臭い演目に仕上がっている。歌って踊ってキラキラ⭐️というセクゾから降りてきた私にとっては「ちーん……」という感じだったのだ。

ところが、私の考えは「滝沢歌舞伎2015」を観劇してみて一気に覆された。

生で観ると、和太鼓の音が重く響き渡る。一人一人の苦しそうな表情、息が上がって大きく上下する胸、胸筋・腹筋の間をツーっと滴る汗が………あっ、なんか官能小説みたいになってきた…とにもかくにも、この日からすっかり私は「腹筋太鼓」の虜になってしまったのである。

滝様が雷神様のような和太鼓をチャカポコ叩く(本当にチャカポコチャカポコという音がするのである)中、脇を固める出演者たちが「ハッ!」「ソイヤッソイヤッソイヤッソイヤッ!」と掛け声をかける。もうこの時点で男臭さ120点満点なのだが、上半身裸なおかげで「ハッ!」などと声を出す際にお腹や胸のあたりが大きく動くのを見て、「自担生きてる…」と実感させられる。

基本的には上手・下手の立ち位置でパート分けされており、ドンドン組とカカッ組になっていたりもする。すのにおいては、岩本・宮舘・阿部が上手、渡辺・佐久間・深澤が下手である。阿部くんは常に真剣な表情でまっすぐ前を見据えて、良い姿勢を保ったまま叩いているのでとてもかっこいい。もちろん阿部くん中心に観ているのだが、同じ上手組の岩本・宮舘のムキムキムチムチバキバキな身体を見て「ウホッ♡良い男♡」となるのも定番である。みんなPerfect bodyだよ♡

通常の和太鼓パフォーマンスが終わったところで、ここまで使用していた垂直の向きの太鼓を各自で仕舞い(ここで背中を丸めてキャスター付きの太鼓を転がして捌ける姿も可愛らしい)、腹筋太鼓用の床に平行にセッティングされた太鼓を用意し、位置に着く。

まずは滝様が「うぉりゃー!」と声をかけると、上手組が「うぉりゃー!ふっ!」ドンドン!

続いて健ちゃんさんが「うぉりゃー!」と声をかけると、下手組も「うぉりゃー!ふっ!」ドンドン!

そのまま起き上がった体勢で少し滝様が太鼓を叩いてる間に待機してるんだけど、太鼓のフチにつかまるようにして寄りかかっている子がほとんどの中、なぜか阿部くんは太鼓には触れず、少し浮かせた状態で待機。別に休んでても良いはずなのに、なんでなんだろう? でも何だか生真面目な性格がこんなところにも表れている気がして何とも好きな瞬間である。

「うぉりゃー!」と思いっきり掛け声をかけてから、全員で30°くらい上半身を持ち上げながら(>△<;)←こんな顔をして太鼓を叩き始め(もちろん上裸)、それを双眼鏡で1秒も逃すまいと双眼鏡ウォッチングするヲタクたちの姿はさぞかし異様な風景であることは自覚しているが、苦しそうな顔でも必死に太鼓に食らいつくような姿には「オトコ」を感じずにはいられない。男性ホルモン受信中。

阿部くんも最初と最後はなかなか辛そうな顔で、先ほどの顔文字のように目をギュッと瞑って叩いている。辛そうであれば辛そうなほどときめくのは一体何なのだろうか…? その顔を見る度に、一番大きい拍手を送ってあげたくなってしまうのである。

 

「菊三」というキャラクター

 前回も渡辺翔太の犬役への出世が逆に阿部くんの菊三にとっては良かったという話をしていた。

確かにチョイ役であることは変わりない。話の筋には全く関係はなく、極端な話では別に菊三がいなくても何ら支障はない。セリフも特に重要なものはない。(ここまで悪口っぽいですが、私は菊三さん大好きな阿部担です)

でも、だからこそ、演じ手の裁量によって印象が変わってしまう難しい役だったのではないかと思う。(この辺りからべた褒め入ります)

お丸ちゃんが大好きで、「誰かあたしを呼んだかい?」「あぁっ、お丸さ~ん♡」のあと、ねっとりとわざとらしく振り返ってみたり

「言い寄る男は星の数ほどいるのに…」と語るお丸ちゃんに向けて3回熱い投げチューをしてみたり(たまにチュッと本当にリップ音が聞こえたらラッキー)

「一生懸命って漢字で書いてみなさいよ!!」と次郎吉にブチ切れるお丸ちゃんの後ろで、「一生懸命」と手のひらに書いてネギちゃん(根岸くん)と確認し合ったり

徳俵さんが怒鳴りながら入ってきた場面では耳を塞いで嫌そうな顔をして、押し込みの正体を鼠だと半分決めつけるところでは大ブーイングするような表情を見せたり(徳俵さんのことが苦手?去年は九郎次さんに向けてブーッって顔をしてたなぁ)

そのくせ仙吉親分が入ってきたら急にパッと明るい顔になって笑顔で会釈してみたり(こちらはかなり慕ってる模様)

駒蔵がやって来て団子屋を荒らす場面では「お、おおお丸さんに手出すんじゃねぇよぉ!!」とへっぴり腰で叫びながらも、持っている巾着で顔を隠して次郎吉の影でビクビクしていたり(「とととと、とっとと出ていけ~ぇ!」)

徳俵さんに蹴られてのびているナベ郎にテチテチ駆け寄って心臓マッサージ→起こす→頭ポンポンポンポン→胸、頭、耳などを撫でてみたり、まだピヨピヨしているナベ郎に「おーい」と手を振ってみたり

団子を片手に持てば本当に食べているかのようにほっぺを膨らませてもぐもぐもぐもぐ→ごっくんと飲み込むふりをして、たまにのどに詰まらせてみたり

次郎吉が行方不明で人手不足のお団子屋のシーンでも、「お丸さん!お冷ひとつ!お冷!」「サバ味噌ちょうだい!」「あとでもう一人来るから!」など日替わりで注文をしてみたり(「今日は〇〇って言ってた!」というレポポイントになる)…

多分書き出せばまだまだあると思う。

ご覧の通り、全てちょっとした小芝居ではあるが、菊三さんが愛おしく見えてくる重要な要素である。

本当に、大げさというか…言葉を選ばなければ「わざとらしい」という感じ(笑)でも、きっとこれらの小芝居がなければ、「あれ?二幕って阿部くん出てた?」と言われてしまったかもしれないのだ。

阿部くんはもともとの動きが芝居っぽいところがあると思うので、こういった小芝居を挟むことによって、キャラクターを「その他大勢」から「菊三」にすることに成功したのではないかと思う。

くっそぉ~阿部にももっと良い役くれよ!と殿に対して思うことが全くないといえば噓になるが、「適材適所」という言葉があるように、どんな地味な役どころでも目立つように工夫して演じられる阿部くんには、ある意味菊三ってピッタリの役だったのかな。

嗚呼、できることならば私も江戸時代に生まれて、菊三さんに恋する町娘になりたかった…(?)「菊三さま、今日もお丸さんの団子屋へ行かれるのですか」的な…「お丸さんには心に決めた方がいらっしゃるとお伺いしたのですが、それでも菊三さまはお丸さんをお慕いになるのですね」的な………滝様、来年は私も出してください!!!!!(大声)

 

 

長くなりましたが、これにて私の「滝沢歌舞伎2017」は終了でございまする。とか言ってもう一回くらい観劇してたら笑えるな…

今年のサラダうどんも美味しかった~!滝こみご飯弁当もメニューを見て私の好みではないなと思っていたんですが、まあ記念だしなぁ…と思って食べてみたら美味しかったです(笑)ちなみに「煌」にしました。雪だるまウーピーパイを食べられなかったのだけ残念!毎回行くたび売り切れで、結局桜しか食べられませんでした。さくら最中アイスとオレンジシャーベットは幕間に美味しくいただきました。ほんと食べてばっかり(笑)

毎年、素敵な春の思い出をありがとうございます。今年の滝沢歌舞伎は本当に素晴らしかったです、大好きです。「蒼き日々」の映像化を待っています(切実)

残り1週間少々ですが、最後までケガなくトラブルなく無事に終われますように…そういえば谷村君は無事かな…千秋楽まで走り抜けてください!

 

 

春の踊りは~!

よぉいやさぁ~🌸⛄🌸