私の増員受け入れプロセス4段階

こんにちは、お久しぶりです!

 


前回「反対です」って書いちゃったものだから、なんとなくそこからは自分の気持ちが片付くまではブログは書かないでおこうと思っていました。

横アリ公演を見て、気持ちの整理がついたのでまた書きます。

 


「長い青春時代」

岩本くんが6人時代をこのように例えました。

6人でこなす最後の仕事である「映画 少年たち」までが6人の長い青春時代だった、と。

 


青春時代の終わり。

痛感する。メンバーも、そして同世代の私も、もう若くないんだと…(笑)

ここから始まるのはどんな時代になるんでしょうか。どんな時代にしたいのでしょうか。

今は「見たことのない景色を見たい」とか「誰を歩いたことのない道を行きたい」とか、まだふんわりとしたコメントが多いからいつか具体的に聞かせてほしいな。

 

 

 

 


今日に至るまで、いろいろな葛藤がありました(私に)

結果的には、9人のこれからに期待して、ついていこうと決めました。

 


増員受け入れまでのプロセスは長かった…

お得意の箇条書きで言うと、

第1段階: 泣くのをやめる(増員発表から4日後)

第2段階: 別のグループになったんだと思う(発表から1ヶ月半ごろ)

第3段階: 思い出をそっと青春の小箱に詰める(発表から2ヶ月)

第4段階: 受け入れる(発表から2ヶ月少々、単独公演を見て)

という流れになります。

 


第1段階は前回の記事を書いてからわりとすぐに来ました。

泣き疲れた。シンプルに。泣くことに、嘆くことに疲れちゃった。

渡辺くんの「すの日常」が更新されて、「俺たち6人で決めたこと」という一文を見たときは本当にもうダメかもしれないと思って、すの担やめようと思いました。

大好きな6人を壊したのが、大好きな6人だった…と。そんな話は聞きたくないと思いました。

ただ、もう落ちるところまで落ちて、どん底まで行った時、開き直ったのか何を思ったのか「受け入れた側」「増員を楽しみにしている人たち」の意見を読むようになりました。

その時、「羨ましい」と思いました。みんな楽しそうだった。私も数日前まではこれからのSnow Manが楽しみで楽しみで仕方なかったのに。横浜アリーナのライブだって、「今年もあるよね?」って発表前から楽しみだったのに。うらやましい。どうして私は泣いてるんだろう?どうしてこうなっちゃったんだろう?私もそっち側に行きたい…と。

増員を受け入れられずに泣いている人たちの意見にも全面同意。でも、楽しみにしている人たちの意見も当然賛同できるところがありました。

そこからは数時間で涙は乾いて「もういいか」と気持ちが静まりました。沈むところまで沈んだのが逆に良かったのかもしれません。一時は相方に「今あるチケット全部消化したらやめる」って言っちゃったのに、数時間で寝返ったのは申し訳なかったけど(笑)長い時間共に過ごしてきた相方も同じ気持ちになってくれて、そこは本当によかった。

 


第2段階「別グループと考える」に至るまでは少し長かったかもしれません。

2月、京都南座へ行き、「滝沢歌舞伎ZERO」を観劇しました。そこにいたSnow Manはもう6人ではなかったのに、それでもまだ心のどこかで信じきれていない自分がいたのも事実でした。

うーん、多分ラウールがいなかったというのが大きかったと思う…今回の増員で一番「新しい風」だったのってラウールじゃないですか。「誰だ君は…」「名前は聞いたことあるけど…」みたいに思った人は多いと思う(笑)

めめもジーコも今まで何度も共演してきて、知らない子じゃなかったし。直近だと去年の歌舞伎にも2人ともいたし、何ならそのあと逆転ラバーズの番宣もほぼほぼ一緒だったし、この2人が6人と合わさると今まで通り「コラボ感」というか…「また現場が被っただけ」のように感じてしまいました。

だから南座のあともケロっとしていて「ふーん」「意外と平気だったね」みたいな妙な冷静さがありました。

ところが歌舞伎が終わり3月、少しずつだけど確実に9人での露出が増えてきて、メンバーのコメントも出揃って、ようやく「ああそうか事実なんだ」「本当に9人になるんだな」って遅ればせながら実感し始めた頃が少し辛かったです。

9人並んだ誌面や動画を見て、「意外とこの9人いいじゃん!」と思う私と、「いやいや、だめ、私はSnow Manは6人派だから!」って認めない私が共存していて、9人を良しとしてしまったら6人を応援してきた時間を否定することになるんじゃないかと罪悪感のようなものがあって、すごくモヤモヤしました。

多分ですが、今回の増員反対派にもパターンがあって、「6人がいい人」「9人になるのが嫌な人」「新メンバーに苦手な子がいる人」とか嫌がる理由も様々だったと思うんですよね。

苦手な子とかいたらそりゃキツいだろうな…と思うんですが、私はもともと目黒好きだったし、ジーコは面白いしいいヤツという印象だし、ラウールは詳しく知らなくても子供ならではの無邪気さ純粋さが可愛いことは伝わるし、あたたかく迎え入れてあげたい気持ちもありつつ「ぐぬぬ…」みたいな(笑)

YouTubeとかも9人(8人)になり始めて少し経った頃かなぁ、楽しそうなみんなの姿を見ながら「これはこれ、それはそれ」といった感じに割り切れるようになってきました。

当然ながら3人加わったからには今までとは少しグループの空気感が変わるのも当然だし、もちろん6人のわちゃわちゃ感が好きで好きで大好きだったけど、9人の雰囲気もまた悪くないよね、だって別物だもん、的な考え方になってきました。

阿部くん(たち)は新しいグループに入ったのか~と。たまたま6人そのまま新しいハコに入れられたような感じ。そのハコの名前もまた「Snow Man」だった、みたいな感じ。

ただ、この受け止め方が正解かはわからない…という少しのモヤモヤは残りつつ、「もういい!大丈夫!別グループというスタンスでいこう!!」と思うようになったのが第2段階です。

 


第3段階の「思い出をそっと青春の小箱に詰める」というのは、冒頭のひかるの言葉を聞いて至った心境です。

先に書いた通り、「ああもう若くないもんな…」とまず思いました。そりゃ25~26歳なんて世間じゃいいオトナだもん…彼らもいつまでも「ジャニーズJr.」ではいられない、次のステップにいかなければならない、そのためには?って考えたのもわかる。

冷たい言い方だけど私たちヲタクは所詮「趣味」というか…嫌なら降りればいいしヲタク辞めればいいんです。そういう選択肢が、別にメンバーやタッキーの許可もなく自由に選べる。

でも、彼らにとってSnow Manは「仕事」であり「人生」だから、状況を良くするためにあれやこれやこねくり回すし、思い切った改革だってするし、嫌なんで辞めます!とももう簡単に言えない。

なんだか話が逸れたような気もしますが、もう子どもじゃないから、大人だから、自分たちの置かれている状況が甘くないこともきっと分かった上での増員。「青春時代」の次の時代に行く時が今なんだ、ということかなって。

正直ひかるの発言は胸に突き刺さりました。彼らのことについても、自分のことについてもグサッとくる発言でした。

でも、なんか良いのか悪いのか6人とヲタクと過ごしてきた時間を「青春時代」と呼ばれると急にキラキラしたものに思えてきてしまうというか…実際の学生時代の思い出なんかもそうだけど、くっだらないことでゲラゲラ笑ってただひたすら楽しい~!って純粋に思えた時間って、最強に愛おしいんだけどもう大人になった今は絶対に戻ることはできなくて、思い返すと最高だったな…みたいな綺麗な思い出になってるじゃないですか。

楽しかったけど、もう戻れないからその思い出をこれからの糧にして次に行く。わかってる、わかってるよ、わかってはいるけど!!つらい!!6人時代懐古!!ウワァァァァァ!!!!という精神状態なりました(笑)

こうして文章にすると全然「青春の小箱に詰め」られてないし…思い出小箱から溢れ出てるし…って矛盾してますね。ライブ直前期が今までで一番懐古しまくってたかもしれない。

「Vanishing Over」みたいな疾走感のある曲を聴いて電車の中で少し泣いたりしてましたね。湾岸ライブのオープニング曲で、初回トラブルで幕が下りなかったな…とか、去年阿部くんが院の修了式を終えて駆けつけた時にひかるが曲中に「阿部卒業おめでとう!!」って叫んでくれたな…とか、横アリの長い花道を疾走するSnow Man最高だったな…とか、意外とエモ曲なんです。

9人は9人でいいんだけど、「青春時代」の思い出を「青春の小箱」に詰めてしまう前にもう少し味わわせて、っていう時間だったのかもしれませんね。結局小箱に詰められたのかわからないまま、横アリ当日を迎えました。

 

 

 

横アリの日を迎えるのは本当に本当に怖かったです。

わりと受け入れた方だとは思うけど、実際に9人を見たら自分はどう思うんだろう?「やっぱり違うな」って思っちゃったらどうしよう?大蔵金之助ばりに「怖いよぉ~」って言いまくってましたね…(笑)

楽しみなコンサートではあったんですが、やはりどこかで憂鬱な気持ちも抱えていて、去年のようにワクワクが100%というわけにはいきませんでした。

幕が上がって、9人で歌う1曲目は「ZIG ZAG LOVE」でした。

Snow Manが初めてもらったオリジナル曲。それから3年半、初披露の日生劇場での白黒のオリジナル衣装にハチマキ姿を始めとして、いろいろな会場でいろいろな衣装で、時には先輩グループのファンや他のJr.のファンの前で、時には1曲目として時には最後のダブルアンコールの曲としても、何度も何度も何度も大切に歌ってきました。

横アリ前、「多分ZZLで始まるんだろうな」って予想できていても、「9人でZZLだったら嫌だな」と思っていたのも正直なところです。あれは6人の大切な曲だから、と。

「やっぱり…」と頭でわかっていながらも涙止まらず。理解していたつもりでも「あ~~本当に9人組になったんだぁ」と改めて現実を突きつけられて実感しました。

と、同時に「これもZZLの新しい歴史の1ページ」だとも思いました。初披露(舞台)、初めてライブで歌った日、クリエのオープニングになった日、東京ドーム(キスマイ)が真っ白に染まった日、たくさんの思い出の詰まった曲だけど、そこに並んで「初めて9人で歌った日」という新たなZZLの歴史の誕生の瞬間(というと大げさだけど)のようにも感じました。

2曲目になってようやく「え、阿部くんの茶髪かっこいい!!」と言う余裕が出てきて、相方に「おっそ!」と突っ込まれたりしました(笑)

気付けば、何事もなかったかのように楽しんでいる自分がいました。自分の適応能力にびっくりもしたし、「あんなに泣いてたくせに!」と我ながら呆れるレベルでした。もう何年も9人でやってきていたかのように錯覚しました。

そう思わせた彼らはすごいと思った。6人過激派にも気を遣いつつ、新しい風を吹かせるって簡単なことではなかったと思うけど、ちゃんと出来てたよ、伝わってたよ、と言いたい。

なんか…頑張ってるもんね3人…すごく頑張ってたよ…うん。これでもっと振りとかグダグダだったら「何だよ!!」って思ったかもしれないけど、全然余裕で6人に食らいついてたもん。そうだよね、やる気ない奴は入れないよね、って最初から分かってはいたけど、期待を裏切らないのは流石だなぁと思った。みんな若いのに本当にプロだなぁ。

やっぱり、この単独公演を終えてスッキリした人たちは多いと思います。って、トラジャ担の友達にも「外野から見ててもそう思うわ」って言われました(笑)

もちろん絶対増員断固拒否!みたいな人たちもまだまだ人数いるし、ぶっちゃけその人たちの意見も同意できる部分はある。6人の空気感、パフォーマンスが最高だった、好きすぎたんだっていう気持ちは痛いほどわかる。たまに私も発作的に懐古してヴッッッ…って思うこともある。

ただ100人ヲタクがいれば100通りの想いがあるのも当然だから、彼女たちにも認めることを強要することは出来ないのも事実。そういう考え方もあるよね、わかるよ、って尊重しつつ、前を向けた人たちは9人の後ろをついていくのみなんだよね。

とにかく、全員ではなくてもこの2日間3公演で「大半のヲタク」を黙らせたあの9人はすごいなと思う。新メンバーを迎え入れた側の6人も、加入した3人も、どちらの努力と優しさあってこそだと思います。お疲れ様でした、ステキなコンサートをありがとう、これからも頑張ってください。

 

 

 

 


………っていうのを歌舞伎が始まる前に言っておきたかったのに時間が経ってしまった!!!

そういうわけで(?)私は元気です。これからも元気にすの担です。

今すでに1月の記事見返すと「こんなこと考えてたのか」ってしみじみします。1年後とかに読み返すとまた違うんだろうなぁ。

たまに過去は振り返るけど、それはネガティブな意味じゃなくて、昔を懐かしむくらいの気持ちで…6人時代の思い出をそっと青春の小箱に詰めつつ、これからの9人のSnow Manを見守ります。

南座も新橋ももう観たから感想も書きたいです!またお弁当の話したいな(^o^)今年ウーピーパイなくなっちゃったね、とか(笑)

また書きますね。今後ともどうぞよろしくお願いいたします!